既存品につきましては、継続して使用できる物は使用いたします。
続いて、
資料の11ページを御覧いただいてよろしいでしょうか。こちらが、継続して使用する
備品、ほかの
学校に移設して使用する
備品等の
一覧でございます。
すいません。再度、7ページから9ページの
部分で
説明させていただきます。
春日北小学校給食室備品購入予定一覧の表中、左側から
三つ目の、
既存品の欄に
丸印が付されているものが、これが引き続き使用する
既存品でございます。
それでは、今度は新しく
購入されている物についての
説明でございますが、再度、
資料の10ページを御覧ください。
今回、新規で
購入させていただく物は、
資料中、2、
備品更新に係る
基本的考え方、これの(2)のア、
既存品のうち
購入後15年を経過している
大型備品、イ、
既存品のうち
購入後10年を経過しており劣化が進んでいるもの、いわゆる
老朽化した
備品の更新でございます。これは、
備品の
一覧、この7ページから9ページまでの
備品の
一覧のですね、表中、左から
四つ目の
区分の欄に「老朽」というふうに記載しております。次に、10ページ、(2)のウ、
既存品のうち
給食室の
改修に伴い仕様を変更する必要があるもの。これは、
区分の欄に「仕様」と記載しております。次に、エ、作業の
効率化及び
安全性のため新規
購入するもの。これは、
区分の欄に「効率」と記載しております。次に、オ、
衛生管理充実のため
購入するもの。これは、
区分の欄に「
衛生」と記載しております。
なお、
備品の
設置につきましては、
給食室の
改修工事に併せて実施いたしますので、夏休みに開始し、冬休み前に完了の予定としております。
第37
号議案「
財産の
取得について」の
説明は以上でございます。
50:
◯委員長(
高橋裕子君)
説明が終わりました。これより質疑をお受けします。質疑はありませんか。
迫委員。
51: ◯副
委員長(迫 賢二君) これは
天神山小学校とか
大谷小学校でしたっけ。以前もうしているやつと、大体なんですけど、同じような感じとして考えてよろしいですか。
52:
◯委員長(
高橋裕子君)
藤井課長。
53:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) こちらの
給食室の
改修に当たってはですね、今
ドライ化等も含めて、各
学校、同じ
基準で
改修を進めておるところでございますので、基本的に
設置する
備品等についても統一的な形で考えているところでございます。
ただ、
学校の
規模等によってですね、その
備品の大きさであるとかコストなどのずれとか出てまいりますが、基本的に
考え方としては同じ
考え方で進めさせていただいております。
54:
◯委員長(
高橋裕子君)
迫委員。
55: ◯副
委員長(迫 賢二君)
備品の中に
スポットクーラーらしきものはないけど、これ、
クーラー完備ですよね。
56:
◯委員長(
高橋裕子君)
藤井課長。
57:
◯教務課長(
藤井謙一郎君)
給食室の
空調につきましては、この
改修に併せて、
給食室にも
空調設置をさせていただいているところでございます。
58:
◯委員長(
高橋裕子君) ほかにありませんか。
岩切委員。
59:
◯委員(
岩切幹嘉君)
給食備品、約5,000万円、ぱっと見たときに非常に高価というか、
金額が高いなという。それらはまず
一覧表にあるんですけども、その中で抜粋的にですね、特にこういう高価な
金額につながる物、
一つ二つを。これ、どう見たらいいのかというのとですね、この機器というか
備品を
選定するに当たって、約5,000万円ですけども、それなりの
必要性があるということの
選定と思いますけども、書かれているかもしれませんが、ちょっと要点的に言っていただきたいのが、この
選定の視点、どういうところを重視されたのかというところをお聞かせいただきたいと思いますが。ちょっと総論的にまとめていただければということも含めて。
60:
◯委員長(
高橋裕子君)
藤井課長。
61:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) まず、こちら、
備品の
購入というふうな形でございますが、これは併せて、いわゆる
給食室の
改修という視点の中での
説明になってまいりますが、まず、
学校給食施設の
衛生管理に係る
法令等がございまして、これは
厚生労働省の
大量調理施設衛生管理マニュアル、また、
文部科学省の
学校給食衛生管理基準というのがございます。まず、少なくともそれに合致する必要がございますので、そちらに向けて、特に重要な事項といたしまして、
作業区分の
明確化、これはですね、下処理したり、その後の処理、また、
アレルギー対応の
子たちに配慮した分というふうな形の、いわゆる
作業区分を
明確化しなさいという
基準がございます。
また、
ドライシステム化、今まで、中が、いわゆる水を床とか使っているような状況であったのを、もう完全にドライ化する形で
給食室の
改修ということを大きく考えております。
また、先ほど
迫委員のほうからも御指摘頂戴いたしました
空調の
設置の
部分、こちらもですね、これからの
改修の
部分については必要となってくるものでございますので、こういった
作業区分の
明確化、また、
ドライシステム化、
空調の
設置というところを重点的に考えながら、今回の
備品選定にも当たったところでございます。
62:
◯委員長(
高橋裕子君)
岩切委員。
63:
◯委員(
岩切幹嘉君) お伺いすると、決して一方的な
選定じゃなくて、一つが、国の
基準を満たさないといけないと。それで、
子どもたちの
衛生面、
安全性も含めて、そうするとやっぱり、そういう形で
選定していくと、もうこれぐらいの
金額になるということは理解できましたが、じゃあ、継続してできる物も分けてありますけども、
備品をですね、じゃあ今後、この
耐用年数が過ぎたこの項目の中で一つ一つ出てくるかと思いますが、こういった場合はその都度更新していくのか、ある程度時期を見ながら一気にやっていくのかという、ちょっと今後のことの
考え方はいかがでしょうか。
64:
◯委員長(
高橋裕子君)
藤井課長。
65:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) ただいま御指摘の分、今回この納品させていただきます
備品につきましては、これは新しく更新している
学校に限らず、全ての
学校に関して言えることでございますが、それぞれの
学校におきまして、まず、
給食を止めてはいけないということがございます。また、
衛生的にも十分配慮する必要がございますので、この
給食の
備品につきましては、毎年毎年
メンテを入れさせていただいているところでございます。その
メンテの中で、もし不具合や、ちょっと
老朽化が進んで、今後
改修が必要というふうな場合を指摘いただきました分につきましては、その時期をもって新たに
予算計上して更新させていただいているところでございます。
66:
◯委員長(
高橋裕子君) よろしいですか。ほかにありませんか。
西川委員。
67:
◯委員(
西川文代君) 今、ちょっと
メンテの話も出ましたけれども、やっぱりこういう機器を入れたときの
保証期間、やはりですね、すぐ壊れてしまったということではですね、もともとその機材がですね、
備品というか、それがよくなかったということもありますね、その保証についてとか、そこをちょっとお伝えください。
68:
◯委員長(
高橋裕子君)
藤井課長。
69:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) ただいま申されましたとおり、これだけ高価な
備品を納入させていただくということでですね、今御指摘いただきましたとおり、それぞれの
備品に、いわゆる
保証期間というのが設定されております。
大変申し訳ありません。今、一つ一つが、それぞれが
保証期間がどれぐらいかというのはちょっとここで把握はしていないところなんですけれども、それぞれの
保証期間中に何らかの不具合が生じたときには、この納品
業者に対して、いわゆる
改修、取替えなり、保証というふうな形で対応させていただくということは考えておりますが、幸いこの数年、いわゆる
大谷小学校であるとか
天神山小学校で
改修した中ではですね、今のところそういった不具合は出てはいないところなんですけれども、もし仮にそういったことが生じた場合は、
保証期間をしっかり把握しながら対応はさせていただこうと思っております。
70:
◯委員長(
高橋裕子君)
西川委員。
71:
◯委員(
西川文代君) 保証はあるということで把握しました。
それと、あと
メンテナンスを毎年やるということでしたけれども、その
メンテナンス料というのはもう別途かかるということですよね。
72:
◯委員長(
高橋裕子君)
藤井課長。
73:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) こちらの
メンテナンス料については、毎年の
予算の中で計上させていただいて、そちらで対応させていただいているところでございます。
74:
◯委員長(
高橋裕子君) ほかにありませんか。
西村委員。
75:
◯委員(
西村澄子君) すいません、長くなって。新しい器具を
購入した際にですね、調理員さんが、すごくやっぱり戸惑われるところが多いんではないかなと思うんですよね。それに際して、前回の大谷小もそうですけど、何か、試作というんですか、そういうことも何か経費の中に入れられているんでしょうか。
76:
◯委員長(
高橋裕子君)
藤井課長。
77:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 今、
西村委員おっしゃられたことですね、やはり
給食調理現場のほうでは、やはり道具が変わる、また、場所が変わるということで、すごく気を遣われるところでございます。その中で、私たちのほうでそれに対応するためにどうすればいいかというのを考えたときにですね、いわゆる、何らかの準備期間、慣れるための期間が必要というふうに考えておりますので、そうするために今、期間を考えておりますのが、いわゆる冬休み前にこの工事、いわゆる納品を完了させて、冬休み期間を通してですね、しっかり事前の試食というんですか、ちょっと調理を試しに作ってみたり、そういうことを繰り返して冬休み明けを迎えるというふうな形で、事前にそういった、何ですかね、試しをする期間を設けた形で、日程設定しているところでございます。
78:
◯委員長(
高橋裕子君) ほかにありませんか。
西川委員。
79:
◯委員(
西川文代君) せっかくですね、やはりこうやって経費をかけてですね、まず、いいことだと思います。食育とかですね、こういう
衛生的なところで
給食を作っていただくというのはありがたいことですけど、これ、メニューの幅が広がったりですね、やっぱり効率的にできるということがあるみたいですが、そういうところもやっぱり広がっていくんですか。
80:
◯委員長(
高橋裕子君)
藤井課長。
81:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 今御指摘いただきましたとおり、この
改修する、いわゆる結果、いろいろどんな効果があるかというところの中に、そういった
衛生面等もあるんですけれども、今おっしゃられましたとおり、
子どもたちに提供できるその
給食の品目、メニューも、新たに可能になるものが増えてくるというところもあります。
82:
◯委員長(
高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
83:
◯委員長(
高橋裕子君) ないようですので、以上で第40
号議案の審査を終了します。
次に、
報告事項1、
令和2年度春日市
一般会計予算繰越明許費繰越計算書についてを議題といたします。
説明員の
説明を求めます。
今福学校教育課長。
84:
◯学校教育課長(
今福保幸君) それでは、
報告事項、
令和2年度春日市
一般会計予算繰越明許費繰越計算書について
説明いたします。
令和3年第2回春日市議会
定例会報告事項一覧を御用意ください。よろしいでしょうか。
該当箇所は2ページになります。2ページをお開きください。
2ページの
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の表の中ほど、10款2項の
学校保健
事業費(
学校保健特別対策
事業小学校分)と、10款3項の
学校保健
事業費(
学校保健特別対策
事業中学校分)の2項目が、
学校教育課が該当している
部分になります。いずれも、
予算計上額の全額を
令和3年度に繰り越させていただいております。
内容といたしましては、
新型コロナウイルス感染症に対し、
学校における学びの保証のための緊急対策の継続のため、国において繰越しを前提に
令和2年度
予算の増額が行われました。これを受け、3月
定例会で、
令和2年度
一般会計補正予算(第11号)により
歳入歳出予算及び繰越明許費の追加を計上し、御議決を受けたものでございます。
説明は以上です。
85:
◯委員長(
高橋裕子君)
藤井教務課長。
86:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 続きまして、教務課関連でございます。
まず、一つ目が、10款2項の
小学校施設整備
事業費(事務局)についてでございます。これは、今年度実施いたします
大谷小学校の大
規模改修工事に係るものでございます。
次に、
二つ目、2行下の10款3項の
中学校施設整備
事業費(事務局)についてでございます。これは、今年度実施いたします春日南
中学校の大
規模改修工事に係るものでございます。
次に、
三つ目、2行下の10款5項の
小学校給食管理費(事務局)についてでございます。これは、先ほど、第40
号議案「
財産の
取得について」により
説明させていただきましたもので、
春日北小学校の大
規模改修工事のうち、
給食室の
備品購入に係るものでございます。
最後に、
四つ目、1行下の10款5項の
小学校施設整備
事業(事務局)についてでございます。これは、
春日北小学校の大
規模改修工事に係るものでございます。
いずれも、
令和2年度、
文部科学省から
学校施設環境改善交付金が前倒しで内定見込みとの通知がありましたので、3月
定例会、
令和2年度第11号
補正により計上したものでございます。
当該工事は、
令和3年度実施予定であったものを、
学校施設環境改善交付金の内定時期に合わせ
令和2年度に計上したものであることから、
令和3年度に繰り越した上で工事を実施するものでございます。
令和2年度春日市
一般会計予算繰越明許費繰越計算書について、教務課関連の
説明は以上でございます。
87:
◯委員長(
高橋裕子君)
説明が終わりました。質疑ありますか。質疑、ないですね。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
88:
◯委員長(
高橋裕子君) では、ここで暫時休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前10時34分
再開 午前11時14分
──── ─ ──── ─ ────
89:
◯委員長(
高橋裕子君)
委員会を再開いたします。
ただいま報告を
教育部から受けました。それで、皆さんのお手元に
資料がありまして、お読み取りいただいたと思います。その上で、質疑ありますか。
川崎委員。
90:
◯委員(
川崎英彦君)
令和2年2月に発覚して、9月に一応の結果というか報告がなされた。一応、教育
委員会では対応をしたということで、まあ迅速に動かれたんだなというふうには思うんですけど、このいじめ調査報告書が出されたのはいつになりますか。
91:
◯委員長(
高橋裕子君)
今福課長。
92:
◯学校教育課長(
今福保幸君) 昨年の7月の17日に第1回の
委員会を開催しまして、その後、3月の8日まで、5回開催をしております。
その後、そこで大体、調査報告書の概要はまとまったんですが、
資料との突き合わせとか議事録との突き合わせ、最終的に
委員会を開くまではないということになったので、各
委員さんのほうにもう一回
内容を確認していただいて、5月の上旬に正式な報告書として頂いたものでございます。
93:
◯委員長(
高橋裕子君)
川崎委員。
94:
◯委員(
川崎英彦君) で、この今日の報告ということになったんですね。了解しました。ありがとうございます。
一応9月に教育
委員会の対応としては終わっているようなので、それにしては報告が、もうちょっと早く報告をいただきたかったなと思ったんですけども、このいじめ調査
委員会の報告書を待ってということだったんだと理解しました。
で、
資料の中にもですね、いじめ防止対策で、
学校としては毎月アンケートを取っているというのに、なぜ発覚ができなかったのかなと思ったんですけど、報告書の中にもですね、その記載は一切ないということでしたので、こういうふうな事態になってきたのは致し方ないのかなと思うんですね。ただ、報告書でもこう挙げていますから、アンケートの工夫だったりとか、
スクールソーシャルワーカー等の体制、利用しやすい体制とか、
学校の先生たちも日々の業務の中で忙しい中ですね、いじめ防止にもですね、御努力をいただいているとは思いますけども、さらなる改善にですね、努めていただきたいと思います。
これ、意見ですから、質問ではありません。
95:
◯委員長(
高橋裕子君) ほかにありませんか。
西川委員。
96:
◯委員(
西川文代君) もうこういうことがですね、二度と起こらないための再発防止というのが本当に一番求められることだと思います。もちろんこの生徒さんのこれからのね、将来よくなっていく方向を、もちろんケアしながらですね。
そこで、1点ですけれども、便乗した生徒らを含める多人数がいじめに関わっていたということですけれども、このいじめに関わっていたお子さん、生徒以外でもですね、学級の全体的な、これからこういうことには関わらないようにしようというような形での、何ですか、今からの春日市の
中学校における教育、道徳の時間とかもあるかと思いますが、学級指導の中で、それは確実に今後ちょっと強化して行われるというふうに考えてよろしいですか。
97:
◯委員長(
高橋裕子君)
金堂教育部長。
98:
◯教育部長(
金堂円一郎君) 今回の事案を、私も引継ぎの中で初めて知った次第で、この案件に対する重さ、先ほど
西川委員もおっしゃったような、軽々しく捉えるべきじゃない、私もそのとおりと思いますし、やはり成人年齢も下がってきますし、やはり教育活動全体の中で、いかに当事者、自分事として捉えるのか。そういったところの金銭教育も含めてですね、やはり各現場の先生たちの力量もさらに上げる必要がありますし、加えて、先ほどの中でも出ました多様化する
保護者のニーズ、そこにちょっと引っ張られることがないように、あくまでもその生徒、
子どもたちを中心に考えていかなければならないという視点をですね、見失うことなくですね、我が事として、そういった……、言葉では、ちょっと教育という言葉を言えば簡単なんですけども、やっぱりきちんと心に落ちるような指導を、簡単な言葉ですけども、継続して確実に一歩ずつ進めていかなければならないというふうに感じております。
99:
◯委員長(
高橋裕子君)
西川委員。
100:
◯委員(
西川文代君) 部長のそのような真摯なお言葉をお聞きして、本当にうれしく思います。ぜひ子どもの将来、今少子化の時代で、本当に、そういう悲しい目に遭って将来が潰れるようなことがないようにですね、豊かになるように、ぜひ努力をしていただきたいと思います。大変とは思いますけれども、ぜひよろしくお願いいたします。
101:
◯委員長(
高橋裕子君) ほかにありませんか。ないようですね。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
102:
◯委員長(
高橋裕子君)
金堂教育部長。
103:
◯教育部長(
金堂円一郎君) 以上で
教育部の
説明を終わります。
104:
◯委員長(
高橋裕子君) それでは
教育部の審査を終了します。ここで暫時休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前11時21分
再開 午前11時24分